当項目の断面図は御住職の指示により、 框製作にあたる工務店にお願いするために作図されました。 寺院建築としては木割りが細い、一般建築並みの敷居、鴨居の中に竜蛙又と鳳凰の彫刻を表裏に飾る欄間の框製作のための原寸図を縮小したものです。 大工職人さんが当初、溝をついてしまったため、それを隠すため、押縁を回しました。かえって重厚感が出ました。
框もケヤキ材、木地仕上げです。